目的を持つと会議は変わる
目的を持って会議やミーティングを行おう。それを行うことを否定しているのではない。何のためにやるのかを明確にする事が大切なのだ。
ミーティングが始まってから『何かありませんか・・』と言って何かあるとでも思っているのだろうか。あるはずがない・・・
また、目的を持たないそれは、常に脱線し雑談に終わる。そして何となく皆で集まったという自己満足だけで結論が無いままやった気分になる事が少なくない。さらに悪化すると『この前言った事はどうなった、出来ていないのでは・・』『いえ何時もやるように言っているのですが・・』という会話に終始する。
先ずはその目的を明確にしよう。そして、必ず結論を出そう。その為には前もって準備をすることが大切だ。効果的な結論を導くためには指標を統一することも必要だ。
段取り八部は仕事や製造現場だけではなく会議やミーティングの場合も例外ではないのだ。参加するメンバーに目的を周知し、そのメンバーは準備して臨もう。
その席で『さてどうするか』では時間の無駄である。会議、ミーティングを招集するメンバー、そして参加するメンバーはお互いに準備し、真剣に取り組んで欲しい。
人生の終焉を迎えるまでに使う事が出来る時間は約613000時間だ。この限られた時間を如何に有効に使うかは自らの意識にかかっている。