プロフェッショナルになろう

　今朝、常務と防災事業部長でミーティングをして思った事がある。私たちの仕事はどこを切り取っても人命にかかわる仕事なのだ。いまさら何を・・とも思う皆さんも少なくないだろう。また、常に社員の皆さんに向けてその言葉を投げかけ続けてきた事も事実だ。
　しかし、人命にかかわる仕事を生業としながら全ての防災事業において私たちは真のプロフェッショナルと言えるだけの社員教育を行って来ただろうか。
　消防設備のスキルは仕事の中で学ぶ事は出来る。では、消防防災業を生業とする者として、その仕事に対する理念と使命感を大切にし、その重要性を伝えてきただろうか。
　機会があれば話してきた事は事実だが、十分に伝わっているだろうか。スキルはその理念と使命感の下で初めて生きるのではないか。口に出していた事を本当の意味で気づき理解したように思う。
　プロフェッショナルとはスキルが優れているだけではない。プロとしての誇りが全てを支えているのだ。視点を大きくと言いながら枝葉を見ていたのは私自身だったのかもしれない。