限界を越える

　今日の金沢は台風が過ぎ去り、昨日までの悪天候が嘘のように晴れ渡った。
　今日は朝８時にバイク（自転車）のインターバルトレーニングの指導を真柄さんにお願いした。しばらくすると年季の入ったＨＯＮＤＡスーパーカブに乗って月光仮面のように彼はやって来た。
　何時もの森本ＩＣから富山県の小矢部、福光、医王ダム、金沢を抜けるホームコースをインターバルトレーニングで走るのである。
　最初の５ｋｍ程はゆっくりとウォーミングアップし、小矢部へ抜ける山岳コースでインターバルトレーニングをスタートした。何時もならば７０％程の力で上り始める坂道をダンシングを使って全速力で上り一定の距離を走ると、クールダウンする、という事を繰り返す。
　心拍計は一気に１８５拍を越え無酸素運動領域へ・・３セットを繰り返すともう限界である。県境のトンネルの手前で吐き気をもよおす程追い込んだ。
　このトレーニングを繰り返す事で心肺能力の限界が高まり、レースでアタックする時に短時間に回復出来るようになる。限界を高める時は何事も歯を食いしばって、自らの限界を超えなければその先へ行く事はできないのだ。
　仕事もまた然りである。・・・