長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

私たちは何かを変えなくてはならない

 『もし、今日が人生最後の日として今自分がやっている事が一番やりたい事でなかったとしたら、私たちは何かを変えなくてはならない』この言葉はスタンフォード大学の卒業式でアップルの創業者スティージョブズ氏が語った言葉である。
 私たちは若い時には人生が無限にあると勘違いしてしまう事が少なくないものだ。ジョブズ氏は人生には限りがあり、それは思っているほど長くない事を学生達に伝えたかったのかも知れない。
 そして、人生は常に全力で生きなければ成果など上がらないと言いたかったのだろう。
 私は来年50歳の節目を迎える事になる。確かに二十歳の頃は自分が死ぬなどとは思いもしなかった。しかし、人生が80年とするなら後夏を30回しか過ごす事ができない。会社を率いていく事ができるのも後10年ほどだろう。
 現在、3年に一度中長期ビジョンを策定し、社員の皆さんに発表し、その実現の為に努力をしているがもっと大きな視点で10年後のビジョンを考えなくてはならないと痛感する。時間は思ったほどないのである。
 スティージョブズは私達に素晴らしい製品と大きな示唆を残してくれた。彼の冥福を心から祈りたい。
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