長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ドイツ一日目

 成田発11時50分のフライトでミュンヘンに向かう。ドイツは10月までサマータイムが実施されているので、日本との時差は7時間である。気候は完全に冬の気候だ。日中は10度前後まで上昇するが、夜は5度まで下がる。
 12時間のフライトはかなり体にこたえる。海外の文化に触れる事で見識は深くなるが長時間の移動だけは閉口してしまう。ミュンヘン空港には現地時間17時の到着である。(日本時間は夜中の12時)

 ミュンヘン空港でタクシーを拾いミュンヘン市内へ。相変わらずタクシーのほとんどがディーゼルターボエンジンのメルセデスベンツだ。日本では某都知事ディーゼルエンジンを悪ものにしてしまったので、日本では嫌われる存在だが環境先進国ドイツではクリーンディーゼルガソリンエンジンよりも主流だ。
 あのディーゼルエンジン特有の黒い煙など皆無であるし、室内ではディーゼルエンジンとは思えないほど静かである。これで、アウトバーンを160〜180km/hで飛ぶように走る。こんな環境だからこそ、ジャーマンカーは必然的に強力なエンジンと強力なブレーキ、そして無比なハンドリング性能を生むのだと思う。
 アウトバーンという環境に育てられているのである。日本車はいくら性能が高くなろうとも走るのは時速100km/hの眠くなりそうな高速道路なのである。厳しい環境は技術を発展させる基になる。
 私たちも厳しいお客様に育てられてきたのだ。その根幹は『できないと言ってはならない』というナガノイズムに他ならない。今回は様々なビジネスの可能性を探りたいと思っている。
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