長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ドイツから帰国

 ドイツの滞在も最終日である。今日は現地時間20時のフライトで日本へ帰国の予定だ。相変わらず時差ボケが酷く早朝の4時には目が覚めてしまう。GW、日報のチェックを行なおうとパソコンを立ち上げる。
 今では当たり前だがインターネットは仕事のやり方を劇的に変化させた。数千キロを隔てた海外にいても殆んどの事はパソコン一台あればこなせてしまうのだ。
 今日会社で何が起こっているかも日報から概要は把握できる。気になったことはe-mail等で確認する事も容易な事だ。リアルタイムでレポートを書くことも何の問題も無い。一昔前はテレックスで何時間も掛かっていたこ事が今では数秒でできてしまうのだ。

 さて、フライトまで時間があるので出発の準備を整え、ミュンヘンの街をしばらく散策する事にする。そこには大きなビール工場がいくつもあるようだ。
 朝方はビールが入った木樽を積んだトラックがビアホール等に配達をしている姿を見かける。また、ヨーロッパといえばバイク(自転車)大国だ。小さいがこだわりのファクトリーを見つけることも容易である。

 ヨーロッパには日本に紹介されていない優れたプロダクツがまだまだ沢山あるのだ。そんな物を防災用品に限らず日本に紹介できれば面白いのだが・・・
 さらに、BMWミュージアムに立ち寄った。元々はエンジン屋であるBMWが如何にして発展してきたのかが年代を追って非常に分りやすく展示されていた。
 特にIsetta(イセッタ)は第二次世界大戦後壊滅状態だったBMWを救った二輪車のR25型245CCエンジンを搭載した二人乗りの四輪車でここまで状態の良いものはそうはないだろう。
 ドイツのものづくりに共通しているのは何故そうするのか、そしてそれを実現する事に全力を尽くすものづくりの気質がこれまでのドイツを支えてきたのだろう。日本とドイツはとても良く似ている。私たちは真摯に学ぶべきは学ぶ事が大切だと思ったのである。
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