長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

仏をつくって魂を入れる

 『仏つくって魂入れず・・』この言葉は今日珠洲市正院地区で開催された、今年初めての消防車入魂式で来賓の方が祝辞で語った言葉の一節だ。
 これは『ものをつくったり、何かをやったりしても一番大事なものが抜けている事』を意味している。多分、消防自動車は立派になったけれど、それに負けない程の訓練を行い、市民の安心安全を守る負託に応えて欲しい、と仰りたかったのだと思う。
 東日本大震災消防団が担った役割は大きく、多くの被災者を救い、心の支えとなり、そして日夜を問わず活動した姿に深く心を打たれた。消防自動車は消防団活動の象徴なのである。

 正院地区の消防車は19年もの長きに渡り、そこを守ってきた。火事、自然災害など出動した回数は数える事が出来ない程だろう。その一つひとつに思い出があると仰っておられた。
 今回の新型車両は神事により魂を吹き込まれ、そして分団員の想いがそこに重なり、これからも正院地区を守ってくれる事を祈念申し上げたい。
 車両事業部の皆さんには、お客様が大変喜んでおられた事をご報告申し上げたい。
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