沖縄から金沢へ

　今日は一日休暇をもらい夕方沖縄から金沢に帰ってきた。一日経つと反省点が沢山見えてくる。何れにせよ練習の質も量も次元が違うのだということがハッキリした。
　帰りの飛行機の中でも何時もなら読書をするか、眠ってしまうが今回はいろいろな事を考えた。それほど実体験は多くの気付きを与えてくれたのである。
　さて、バイクのレースではトレインを組んで走っているところを良く見る事が出来る。トレインとは列車のように列をつくって走ることをいい、先頭を走るよりも空気抵抗が小さくなるのでその後ろは６０％前後の力で走ることが出来るのである。
　以前に渡り鳥が編隊を組んで遠くまで飛ぶ時に、先頭を交代しながら飛ぶ事により力を温存してより遠くに飛ぶ事ができるという話をしたことがあると思うが、まさしくトレインはそれそのものなのである。
　レースに出場している選手はお互いに争っているが、お互いに協調しながら力を温存して走るのである。互いに目的は同じなのである。
　世の中はかたちは違うが良く似ていることが多い。私たちの周りにもこれに良く似たことを見かける事が多いのではないだろうか。