長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

私たちのものづくりに仕方がないという言葉はない

 私たちのものづくりには『仕方がない・・』という言葉はありはしない。いや、あってはならないのである。
 私たちが製造する消防車は『人の命を救うために自分の命を懸ける人達』が極限の現場で使うものなのだ。
 変な理屈をつけて『・・だから仕方がない』等と口が裂けても言ってはならない。その言葉は何も生み出さず、何も解決しない。
 常に真摯な姿勢で現場でどの様に使われるのかを考え、それを実現する為に最大限の努力を行なって欲しい。
 コストとはそれを実現する最も効率の良い手法から生み出される。決して、機能を落として実現するものではないのである。営業も設計も製造現場もそれを胸に刻み仕事をして欲しい。
 迷ったら私たちの仕事の意義を考えよう。答えは必然的にそこにあることを忘れないで欲しい。
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