長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

スティーブジョブスはipodをつくりたかったのか

 今日は金沢高専で講義をする為に扇ヶ丘に向かった。産学連携による実践型人材育成事業の一環で毎年授業のコマを頂きお話しさせて頂いている。
 今日は39名の機械工学科二年生が聴講してくれた。高専の学生に企業が求める事や、ものづくりは技術だけではなく思想が大切である事、そして基礎をしっかり学ぶ事などをお話しした。。
 特にエンジニアとして何をつくるかではなく、何故つくるかという視点が大切だ。先ずは目的が存在し、技術はそれを実現させる為の手法なのである。
 スティーブジョブスはipodそのものをつくりたかったのだろうか、と言う問いかけに彼らはピンと来なかった様だが、インターネット上からituneを使ってどこからでも音楽をダウンロードする事が出来るという仕組みは世界の音楽販売の仕組みを大きく変化させた。
 さらにいうなら、もっと俯瞰的な視点で彼は大きなイメージを持っていたに違いない。私の様な凡人に彼の壮大な夢が何であったのかは分からない。
 しかし夢を実現させる手法がエンジニアリングであり、夢は全ての原点であることは確かなことである。
 夢を抱いて欲しい。やりたいと思う事は必ず実現できる。夢を抱き続ける限りひとは若く、挑戦し続ける限り人は老いない。
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