長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

十七年の重み【阪神淡路大震災】

 阪神淡路大震災から今日で十七年を数える。この日を迎える度に一昨年参加させて頂いた『阪神淡路大震災1.17のつどい』での強烈な体験が頭をよぎる。 防災業を生業とする者として使命感を再認識させられるのだ。
 私たちはつい仕事が目的になりがちである。確かに、営利企業である以上、適切な収益活動を行う事は大切な事だが、私たちの目的は仕事をする事ではなく、『人の命を救う為に自分の命を懸ける人たちの為に思いやりを持って消防車両をつくり込み、防災業を通じて安全で豊かな社会に貢献する事』にある。
 私たちの企業にとって理念を確認する為の大きな機会として今日という日を捉え、少しでも社会の役に立ちたいと思う。
 東日本大震災でも多くの人命が失われた。自然災害だからというのではなく、これまでの想定の外にイメージを巡らせ、自然災害の犠牲になる人達を少なくしたい。一人の可能性は無限の広がりを持つ。一人から何人の人たちが人生という機会を与えられるか考えれば失ったものの大きさに気づくだろう。
 亡くなられた多くの犠牲者に心から哀悼の意を表したい。
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