長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

未来に向けて準備する

 金沢ロータリークラブがホストしている交換留学生に『留学が終わって国に帰ったらどこの大学に行くの』と尋ねると、将来国際関係(international rilationshipと言っていた)の職業に就きたいので次はスペイン語を学びたいと言う。
 現在でも彼女は英語、フランス語、日本語(現在勉強中)の三ヶ国語をあやつっている。さらにスペイン語を学びたいというのだ。彼女にとってどこの大学へ行くかはあまり気にならないらしい。
 どこの大学へ行くかという事よりも将来何をするかが大切で、その為に何を学ぶかを決めているようだ。彼女はまだ17歳の高校生である。日本の高校生に将来どの様な職業に就きたいかと聞いて明確に答える事ができる学生はどれ程いるだろうか。
 考えてみればこの様な違いはどこから来るのだろうか。家庭教育、学校教育、大陸的な文化等、様々な要因があるのだろう。一年に一度家族でカナダからフロリダまで車で24時間かけて旅行したり、夏休みは家族で一ヶ月程クルージングに出かけたりと、小さな島国の日本人がなかなか経験できないスケールの大きい経験が視野を大きくしているのだろうか。
 ただ現実として、すでに将来を見据えて行動している事に驚きを覚える。10代で世界を見る事は大きく価値観に影響するだろう。日本の子供たちにも機会があれば積極的に海外留学に参加して欲しいと思うが、ロータリー2610地区が準備している交換留学プログラムにエントリーしてくるのは圧倒的に女性が多いのは何故だろうか。
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