長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

責任を自覚する

 東京からのフライトは何事も無く小松空港に到着する事ができた。昨日の雪の名残が若干残っているが駐車場で車を掘り起こす事がなかっただけで幸いだった。
 帰りの車の中で国会答弁を聞いているとこの国の政治家のレベルの低さに悲しくなってくる。実際にはどの様になっているのか分からないことが国民に見えていない証拠だ。何れにせよ日本国をどうしたいのか、ビジョンが全く見えない。
 リーダーの仕事の最たるもののひとつにビジョンを示し、それを語り続けることが大切な事は企業経営者であれば殆んどが理解している。今の政治は行なわれる事の殆んどが部分最適だ。消費税と社会保障の一体改革もまさしく部分最適である。
 国会の様子も映し出されていたが、政治家の皆さんの顔に覇気が無い。この国の現状を打破する為にはもっとエネルギーを見せて欲しい。居眠りしている姿など見たくは無い。
 翻ってみれば、私たちの企業でもそれこそスケールは小さいが同じ様な事が起こっている。
 それは誰かがやっていると思っていた、それは私の仕事ではない、なぜそんな事をやらなくてはいけないのか等、自らの責任を自覚しなくては何事も解決する事はできない。
 今必要なのは『原因自分論』だ。『原因他人論』からは何も生み出すことは出来ないのである。
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