兼六園のライトアップ
週末の三日間で兼六園のライトアップが行われると聞き出かけてきた。
兼六園のライトアップは何度か行ったが、やはり雪の兼六園は格別だ。
足元を照らす灯篭は電球ではなくロウソクを使い、ライトアップされた雪つりはとても幻想的である。
先日からの積雪でとても滑りやすかったが、園内にはパティシエの辻口さんの作った『ゆきつり』というお菓子とコーヒーでもてなす等(有料なのだが・・)粋な計らいが成されていた。
気温が低かったからか市民の出足はいまひとつだったが、私たち地元の人間が楽しめるイベントがあるのも金沢の懐の深さ故だろう。
北陸新幹線が開業すれば東京まで2時間10分である。交流人口が増えることが経済の発展につながるが、空気が暖かいところから冷たいところへ移動するように、私たちはこの温度差に負けないよう頑張らねばならないと思うのである。