長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

問題は成長の機会か・・成長するから問題が発生するのか

 『問題は成長の機会か、それとも成長するから問題が発生するのか』同じ事の様だが良く考えると別の問題だと気がつく。
 前者は発生した問題を解決する事で問題に対しての対応能力が向上するという意味では成長するが、これを繰り返すことは問題の本質を解決していない事に等しい。
 後者の成長するから問題が発生する事は、成長と仕組みのバランスが崩れる事で現状のそれらの中では対応が出来なくなるからと考えれば、どちらも成長の機会には違いないが後者がある意味前向きだ。
 後手後手を踏んではならない。バランスが崩れているなら仕組みをあるべき姿に変えることだ。それは部分最適であってはならない。
 大変だから、出来ないからやらないのではなく、やるためにはどうすればよいかを考える事が管理者として基本中の基本だ。
 経営者は環境の変化に神経を研ぎ澄ませ、常に緊張感を持って舵を取らねばならない。方向を指し示すだけではなく、そのロードマップを具体的に示し、強力に引っ張り着地させるまで手綱を緩めないくらいの気概が必要なのだ。
 今が大きな機会だ。私たちは必ず乗り越え成長する事が出来ると確信している。
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