長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

三本ローラーに挑戦


 友人の八木君(ヤギコーポレーション社長)から『ツールドのとへ出場しましょう』と誘われ、『分かったよ』とつい口約束をしたことで始まった私のバイクライフはこの5月で二年が経つ。
 昨年は佐渡ロングライド210km、グランフォンド富山180km、ツールドのと410km、そして無謀にも沖縄市民レース210kmまで参戦してしまった。
 元々、ランを10年以上やっていたので心肺能力は普通の40代後半よりはあったのだと思う。しかし、ランで心拍数を180拍以上追い込むことはなかった。
 そういう意味ではこの二年でかなり身体は強くなった様に思うのは自分だけだろうか。
 さて、何事にもハマリ症の私はこの度、三本ローラーなるものを手に入れた。これまでは室内用の固定ローラーで冬の間や外が雨の時はトレーニングを行っていた。三本ローラーはしっかりとした基本フォームやスムーズなぺダリングが出来ないと上手く乗れないと聞き、疲れてくると踏み足になりがちなペダリングの修整に良いかも知れないと思ったのである。
 構造はいたって簡単で三本のローラーにバイクを載せ漕ぎ出せばジャイロ効果で一般道を走っているように走ることが出来る。実は書けば簡単なのだがまともに乗るのに一苦労したのである。
 先ず、恐怖感も手伝ってまともに漕ぎ出すことが出来ない。漕ぎ出したかと思えばフラフラするのをハンドルで修整しようとするのでさらにフラフラして、脱輪、転倒となってしまう。
 終いには横においてあったソファーに、しこたまわき腹を打ちつけ、六軟骨にひびがはいる始末だ。しかし、今では何とか普通に乗れるようになった。これまで如何に力任せにペダリングをしていたのかが良く分かる。
 これから、バイクの季節だ。早朝練習も先週からスタートした。今年のバイクライフが楽しみである。
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