長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

世界を知らない私たち

 今日、5月22日で日本消防ポンプ協会が生まれ変わった。公益法人制度改革により社団法人から一般社団法人に改革されたのである。また、今年で設立50周年の節目でもある。
 この節目の総会で弊社の社員が功労者表彰の栄に浴した。彼は長く弊社の製造部門に所属し、全ての行程を熟知したベテランである。普段はじっくりと会話をする機会も無いがそういう意味でも今回は良い機会を頂いたと思う。
 これを機会に後進の指導に力を注いでくれる事に期待したいと思う。

 さて、今回の祈念講演はアグネスチャンだった。彼女は歌手としてもユニセフの親善大使としても活躍している。
 彼女の話は大きく心を揺さぶった。全世界には5歳まで生きる事が出来ない子供達が800万人もいる事実がある。
 私たちはつい自分が大変だ、恵まれていないと言うけれど、世界の現状に目を向ければ、如何に恵まれているかを知る事が出来る。
 私たちは雨をしのぎ眠る事が出来、食べ物の心配をする事もなく、水道をひねれば安全な水を口にする事が出来る。アグネスチャンは自分が恵まれている事に気づかない事が不幸だと語った。
 何と比較するかにより、幸せにも不幸にもなる。アグネスチャンの講演は私たちが幸せだと言う事に気づきを与えてくれたと思う。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ