長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ブランドコンセプトに安住してはいけない

 ブランドコンセプトは企業にとっても製品にとっても大切な役割を果たしている。ブランドコンセプトは不変であるべきだが、ブランドコンセプトを不変とする為には常に変化する必要がある。
 言葉の意味から考えると少々辻褄が合わないかもしれないが『変わらない為に変わる』と言った方が正しいだろうか。
 私たちを取り巻く環境は非常に速いスピードで変化をしている。変化の中で不変を貫く為には、不変を貫く為に工夫し変化しなくてはならないのだ。
 そしてもう一つの視点は根っこは変えず、ブランドコンセプトをブラッシュアップし昇華させる必要がある事だ。
 不変という言葉をはき違えると何も変えないとなってしまうが、ブランドコンセプトを磨きあげ、進化させる事は可能なのだ。
 私たちのブランドコンセプトは『人の命を救う為に自分の命を懸ける人たちの為に』消防車両を専用設計する事だが、その手法は様々ある。ひとつの手法ににこだわり、ブランドコンセプトに安住すれば何れそれは陳腐化してしまう。
 常にブランドコンセプトをブラッシュアップしよう。曖昧な事ではなく、私たちにはその道が見えているはずである。
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