長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

命を繋ぐ

 福井市への高速の移動は生憎の雨だった。所々強く降っていたので十分に注意しながらの運転である。
 今日はNPO法人『いのちのバトン』の理事会が開催される事になっている。『命のバトン』はある高校生の突然失われた命をきっかけに生まれた。
 NPO法人として活動をはじめ今年で三年目となった。スタート当初は経済的にかなり困難な状態が続いたが最近では福井市教育委員会からBLS(一次救命の技術)の指導を福井市内50校の小学校に行う機会を頂くまでになった。
 子供たちにBLSのスキルを伝えていく事は非常に大切な事だと思う。小さな小学生が胸骨圧迫を行うことは大変な力が要るが、反対の視点から見れば人の命を救うことは如何に大変な事かがわかることだろう。
 子供たちには技術そのものよりもBLSを通じて命の大切さを学んで欲しいと代表の川崎さんは言う。
 昨日、富山県で6歳未満の子供の脳死判定が行われ、日本で始めての6歳未満の子供の臓器が移植された。それも時代の流れなのだろうが、救える命を救うことが私たちBLSを普及させるものとしての使命なのだと思う。
 金沢ではガイドライン変更の為にBLSの講習会が暫く開かれていないが地道に続けることが何よりも大切だと思う。
 社内でもBLSプロバイダーを少しずつでも増やして行きたい。
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