基本に忠実に

　問題が発生したらともかく真摯に対応して欲しい。先ずは、現場で素早く対処し、次に何故・何故を五回繰り返し問題の本質を特定して欲しい。
　それが出来て初めて対策を打つ事が出来る。そして、全てにおいて真摯に正直に対応することが何よりも大切である。
　また、自らの都合で考えるのではなくお客様の立場に立って考えて欲しい。隠し事をしてはならないのである。
　社内では小さな事でも報告をする癖をつけよう。報告をしすぎる事などありはしない。社内で起こる問題の殆どが報告すべきを、連絡すべきを、相談すべきをしなかった事に起因していなかっただろうか。
　高度な事を誰も求めてはいない。当たり前のように報告し、連絡し、相談して欲しい。仕事の基本に忠実に、技術の基本に忠実に行おう。高度な仕事は、そして高度な技術は基本の上に初めて成り立つのである。