危うく台風に捕まるところだった

　朝起きてすぐにテレビを付け天気予報を確認する。九州に近づいている台風の動きが気になる。
　今日は９時５０分のフライトで東京へ出張である。金沢では台風の影響で梅雨前線が刺激されているのか雨模様である。
　東京はどんよりとした曇り空で湿度がかなり高い。歩いているだけで背中に汗が噴出してくる。消防ポンプ協会の事務局に到着すると皆さんテレビの台風情報に見入っていた。
　『近畿地方に上陸したみたいだ』という声にマズイな・・と思う。今回の台風はかなり速度が速い様なので夕方には台風の影響が出る可能性がある。
　明日も出張なので今日中に金沢には到着する必要がある。幸いにも会合が一時間早く終了したので急いで羽田に向かい、一便早いフライトに変更し、何とか金沢に到着する事ができた。
　近畿地方は欠航になったなったフライトや天候調査中のフライトが多く危うく台風に捕まるところだった。今日の夜半には北陸地方に接近する様だ。
　金沢は地震や台風の自然災害が少ないと思っている皆さんが多いのも事実だ。しかし、今般自然災害が日常化し始めている程多くなってきている。これからの防災がどうあるべきなのか、防災業を営む者として再考する時期にあることは確かだ。