今頃ツバメが・・・

　昨日の台風のなごりか、今朝の金沢は雨が残った天気だった。今日は朝礼に参加する為に高柳工場へ出社する。
　工場を巡回するとボール盤の周りに切屑が散らばっている。また、ドリルがドリルホルダーに刃の部分を下に差してあった。基本が出来ていない。
　何度かお話し申し上げたように高度な技術も仕事も基本の下にあるのだ。工作機械を使用したら必ず次に使う人の為に清掃をしておく事は当然のことだ。
　また、ドリルの刃の部分をホルダーに差せば刃を痛めてしまう事になる。マネージャークラスは融通の利かない婦人警官のごとく（失礼！）口うるさく指導して欲しい。
　当たり前の事が当たり前に出来て初めてお客様に喜んで頂ける品質を提供することが出来ると私は固く信じている。
　さて、今日はお昼に金沢を出発し東海地方に向かう。途中、ひるが野高原SAに立ち寄るとなんと軒先にツバメが巣をつくっていた。親鳥がせっせと餌を運んで来ているところを見ると、雛がいるようだ。
　標高１０００ｍはまだまだツバメの巣作りの季節の様だ。日本は南北に長くそれぞれに地域の特性があるという事を知る事ができる。
　ツバメを見ていて、まだまだ私たちの存在価値を示す場所は沢山あるなと思ったのである。