長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

史実に目を向け、日本を考える

 8月15日は終戦記念日である。今年で67回目を数える終戦記念日とは単なる記念日ではないと私は思う。毎年この日に過去を振り返り、検証し、未来に向けて私たちが何をしなければならないかを考える機会だ。
 私はブログには政治的、宗教的な事は記載しない様にしているが、ひとりの日本国民として終戦記念の日に、これからの日本について考える機会としたい。
 韓国の竹島の問題や今回の李明博韓国大統領の竹島訪問、日本国天皇に対する謝罪の要求など、韓国国民に対するポピュリズム大衆迎合主義)は度を過ぎていると言えるだろう。
 この暴挙の背景には任期を前に求心力を失った大統領のパフォーマンスという見方が強いようだが、ある意味で日本経済の国際的影響力の衰退やあまりにも弱腰な日本外交がその理由の一つにあるのでは無かろうか。戦後日本は安全保障をアメリカに依存し、防衛力を低く抑え、経済成長に力を入れた。
 それが、良くも悪くも今日の日本の基礎を創った。日本は驚異的な高度経済成長を果たしたが、現在、国際社会で自衛隊が活動できない日本国憲法や問題提起をなされながら解決の糸口すら見えてこない米軍基地の問題もその歪みのひとつである。
 メディアは日本人一億一千万人を白痴化させるかのごとく、理解不能な番組を流し、正確な報道を目的としているニュース番組ではコメンテイターが無責任な私見を垂れ流している。
 さらに、これを提供しているのが視聴率を重視し、コマーシャルの効果を気にする民法の番組スポンサーである日本を代表する企業だ。企業にはもっと高い倫理観が必要だと考えているのは私だけではあるまい。
 早急に外交政策を立て直し、領土交渉を見直して欲しい。その為にも外交交渉の後ろ盾は軍事力である事を理解し、憲法九条を再考すべき時期に来ている事に正面から向き合って欲しい。
 これから日本は本当の意味で自立し、国際社会の一員として役割を果たしていかなければならない。大きくは経済力、国際競争力の回復と憲法九条の見直し、そして日本人としての高いモラールの回復が必要だ。
 今日の竹島への香港活動家の上陸も決して許してはならない。厳正に対処し、決して弱腰な対応をとらないで頂きたい。
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