長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

国益を考える

 政策フォーラムは岡田直樹参議院議員を囲んだ、若手経営者の政治の勉強会である。今日は片町の笑宿で幹事会が開催された。
 竹松証券の竹松社長をはじめとして、何時ものメンバーが顔を揃えた。このメンバーが揃うと何時の間にか熱く議論する事になる。今回の野田首相に対する問責決議案や税と社会保障の一体改革について皆さん熱く語り合っていた。
 たぶん、永田町には私たちには理解できない論理があるのだろう。しかし、政治家として忘れてはならないのはそれを志した理由、すなわち政治家としての理念、信条である。

 これが政治家の最後の砦であり、迷い、悩んだ時の価値判断基準であって欲しいのだ。
 そして国会議員とは、出身地域に利益誘導をする事を目的とするのではなく、常に国益を優先して考えるべきだと思う。国会議員とは国の代表であり、地域の代表ではないのだ。
 日本の国会議員はそんな意味では勘違いをしているのではないかと思えてならない。常に国益を政治の中心に据えればぶれる事は無いはずだ。
 国会議員には大局観で判断する事が求められるが、その前提は枝葉を十分に理解しているか否かである。確かに論理や理屈を知ることも大切だろう。しかし、最も大切なのは三現主義(現場、現物、現実)である事を忘れないで頂きたい。
 岡田議員の今後益々の活躍をご祈念申し上げたい。
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