長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

救命救急医療に懸ける情熱


 国際ホテルで開催されたなおき会総会(岡田直樹参議院議員の会)には大勢の支持者が訪れていた。
 この所、政治は混迷を深め国民から見透かされているにもかかわらず、相変わらず同じ事を繰り返しているだけである。今、この国に必要なのは国のグランドデザインである。私たち国民には日本国が何を目指して進んでいくのか全く見当が付かない。ある部分をつまんで政治をしているように見えてならないのである。
 さて、総会の後の講演会は日本医科大学千葉北総合病院救急救命センターの松本尚医師による『ドクターヘリとこれからの救急医療』という演題で開催された。
 ドクターヘリとは患者を病院に運ぶ事が目的ではない。医師を災害現場へいち早く運び、適切な救急救命を行う事を目的としているのである。石川県には現在のところドクターヘリは配備されていない。
 金沢近郊には多くの救急病院が集中しているが、奥能登の救急医療は決して整っているとはいえない。また、ドクターヘリの配備と救急医療の質の向上は同時に行わなくては効果的な救急救命を行うことは難しい、と松本医師は訴えていた。
 救急医療にかける彼の情熱はとても心に響いた。それは毎日生死に向き合う現場のリアリティーが情熱を支えているのだと思う。彼は自分に任せてくれれば石川県の救急医療を日本一にしてみせると仰られた。
 きっと彼ならやり遂げるだろう。こんな人がいてくれることを心強く思い、私たちも県民としてドクターヘリの必要性を理解し、その実現に努力しなければと考えたのである。
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