ロボットが派遣社員になる??
今日は午前のフライトで東京に向かった。何時ものように、空港の書店に立ち寄り、機内で読む本を物色していると『世界から仕事が消えていく』というインパクトのある見出しの雑誌を見つけた。
パラパラとめくると、ハーバード大学の特集なども載っており、面白そうなので早速、読む事に決めた。
雑誌の中には今や家庭の中で増え始めている、掃除ロボット『ルンバ』を開発したロドニー・ブルックスが開発した、超安価なロボット『バクスター』について書かれていた。
このバクスターはコンピューター業界で言えば『マッキントッシュ』の様なものだと思った。何故なら、それを開梱して設置し、仕事を教え、実際に働かせるまに、わずか一時間しかかからず、その金額は何と176万円と軽自動車並みだ。
これなら、中小企業でも導入は難しくないだろう。『マック』が人間とのインターフェイスをフレンドリーにした事でコンピューターは一気に私たちの身近になった。
今度は『バクスター』がロボット業界に、それを可能にするような気がしてならない。確かに、複雑な事は出来ないのだろうが、逆に言えば、ロボットにでもできる単純労働は、将来ロボットに置き換わっていくのではないだろうか。
いや、すでに置き換わりつつあるのである。付加価値の高いものづくりが企業の将来を左右するとすれば、私たちの進む道は明白であると言わざるを得ない。
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