吹雪の中の機関員研修会
昨晩からの雪で道路や車の上は雪で真っ白である。強い風に雪が吹き飛ばされ、吹雪のようになっている。
今日は午前10時から金沢市消防局で金沢市第二消防団の機関員研修会が開催される。何時もならば12月の最初の日曜日なのだが、今年は一週間遅れたためか、吹雪になってしまったのである。
今回の研修のテーマはポンプ運用の基礎知識と金沢市消防局が採用しているクワドラノズルとの連携についてお話させて頂いた。
クワドラノズルは通常ノズル圧力0.7Mpa(7kg/c?)で運用される為、ポンプ圧力は1Mpa(10kg/c?)を越える事が少なくない。
その状態から、仮に分団員が片側の放水口に65mmホースを接続し、放水口を開放すれば水利の状況にもよるが、クワドラノズルに適正なノズル圧を得る事が出来なくなり、実質放水不能に陥る。
クワドラノズルは室内進入の際に使用されるため、放水不能に陥るということは隊員の生死に係わる可能性が高い。分団との連携中はそのような基礎知識が必要になるのである。
今日は私たちにも良い勉強になった。吹雪の中でも機関員研修会を中止する事無く実行する様はさすが金沢消防である。
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