長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

網の目のごとく

 先日、京都のお寺で一冊の小さな冊子を頂いた。京都といえばお寺の数がとても多く、常に仏様に接している感覚になる。私は宗教家ではないが、仏陀の教えには多くの気付きがある。
 また、日本には仏教にも多くの宗派があるが、全てが仏教であり、仏陀の唱えた一切教の一部なのである。
 さて、その冊子を読んでみると、この世は全てが網の目のようにそれぞれが繋がっている、という言葉が目にとまった。最近、仕事でも全ての仕事が上流から下流に向けて全て繋がっていることを痛切に感じ、その仕事一つひとつに意味があり、それを理解したうえで仕事をすることの大切さを実感している。
 網の目もひとつの網の目が、それだけで網の目であるはずがなく、他の網の目と係わりあって、網という役割を果たす事ができる。
 そして、ひとつの網の目は、他の網の目が成り立つ為に役立っている。人間社会の縮図を問題意識を持って見ることで網の目からも学ぶ事ができる良い例だと思うのである。
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