長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

原因自分論で考える

 私がPTAの活動をしている時、いろいろな学校を訪ねる機会があった。何を持って良い学校か否かは議論があるところだろうが、ひとついえる事は、問題を抱える学校は玄関に入った瞬間から分ると言う事だ。
 先ずは、玄関が雑然としている。また、生徒はおろか、先生すら挨拶が出来ないケースが多い。先日、尋ねた金沢市内の中学校も玄関を入って、すれ違った先生は挨拶が出来ていなかった。
 こちらから挨拶をすると、やっと挨拶を返す始末だ。当然、生徒はすれ違っても挨拶すらしない。また、学校の雰囲気が悪い。空気がよどんでいるのだ。
 先生の話は○○クラスが悪い、一部に問題の生徒がいると言い、そのクラスの生徒は○○先生がおかしいと言う。お互いに相手が悪いと言っているのだ。
 問題が発生した場合、先ずは原因自分論で考える事だ。特に大人がそう考えなければ、子ども達は考えるはずも無い。生徒の問題を指摘する前に自らが何が出来るのかを考えるべきだ。
 問題の本質はどこにあるのだろう。一部の生徒に問題があると言っている間は問題の解決を見ることはないだろう。
 俯瞰的な視点を持ち、原因自分論で考える事に問題解決の糸口があることを知って欲しい。
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