問題の本質を見極めねば同じ事を繰り返す

　何度となく、問題解決で最も大切なのはその本質を見極める事だとお話し申し上げて来た。
　その場をしのぐための対処は必要だろう。しかし、それを根本的に改善する為には問題の本質は何か、そして、それを改善する為には、いつまでに、誰が、何を、どの様に行うのか、さらにその責任はだれが負うのかを決定しなくてはならない。
　責任者不在の現場が正確に動くはずがない。役割を分担し、最終的には全ての責任は自らが持つ、という気概をマネージャーは持って欲しい。
　人の顔色を見ながらマネージメントは出来ない。正しい事を正しく行う強力なリーダーシップこそが問題を解決に導くのだ。
　マネージャーが自己防衛意識を持ったら最後だ。マネージャーのプライドを守るのではなく、やり遂げる事にプライドを持とう。これは当社のマネージメント全てにお願いしたい。
　新しい事が進まないのは、誰かがやるだろう・・・、これまでこうして来たから・・・、そして決めた事が出来ているかチェックしていないマネージメントに殆どの問題がある。出来ていなければ障害を取り除きやりきらねばならないのだ。
　強い意志を持って進めて欲しい。私たちはお客様に対しての最高のサービスを行う為にも変わらなければならないのだ。皆さんに期待したい。