長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

モディカのチョコレート


 モディカのチョコレートをご存知だろうか。実は数年前から登山に行く時に非常食としてザックに忍ばせていた。
 今日、テレビのある番組でモディカのチョコレートを放送していたので、思わずブログに書いてしまったのである。
 日本のチョコレートは夏の暑い日には溶けてしまい、山でも食べようと思いザックから取り出すと元の形をとどめていない事が少なくない。
 しかし、チョコレートの元祖ともいえるモディカのチョコレート、夏の登山でも殆んど解けたりはしない。その起源はアステカ王朝にまで遡る。
 チョコレートの原料であるカカオからカカオバターを取り除かず、砂糖が溶けない低温で混ぜ合わせるので、砂糖の結晶がそのまま残っている。歯ごたえも恐ろしく硬い。
 しかし、カカオ本来の香が口に広がり、これまでのチョコレートの概念は吹き飛んでしまうほどの食感だ。
 日本のチョコレートを食べつけている私達にとっては、初めて食べると驚きにも似た感覚があるが食べつけると、これぞチョコレートと思えてくるので不思議だ。
 二月になると体重が増加するバレンタインデーがやってくる。今年こそは食べきらない様にと心に誓うが、甘いものに目がいない私は、本当は自信がないのである。
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