長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

真剣に向き合う

 中学生の年頃はとても難しい時期を迎える。特に、自我が芽生えるこの頃は、自分の思った通りにならない事がおかしいと考えるようだ。
 私たちも、そんな時期を乗り越えてきたのだが、大人になると、その頃の事はすっかり忘れてしまうようだ。
 しかし、何があろうと、この時期は正しい価値観を醸成する為にとても大切な時期である事も間違いないのだ。
 子供たちが矢継ぎ早にしてくる質問に答える為には、大人が正しい価値観を持つ事が大切である。何故、いけないのかを理屈で答えるのではなく、正しいか否かの一点で答えるように私はしている。
 質問に対して返す言葉はシンプルである。『そう、そう考えているんだ・・』、『それは正しい事?』
 子供を説得するのではなく、正しいか否かを考えさせることが、価値判断基準が『正しいか否か』になって行く道筋だと思う。理屈で答えれば相手は理屈で返してくる。
 理屈ではないのだ。正しいか否か、そして、ならぬものはならぬのである。真剣に向き合う事で必ず伝わる筈だ。腫れものに触るような対応ではなく、真剣に向き合うことが大切だ。
 大人になると子供の頃が思いだせない。自分にもそんな時期があったはずなのだが・・・
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