長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

問題の先送りをしない

 問題が発生したら、最速で解決せよ。決して、先送りしてはならない。先送りする事と、準備をする事は全く異質の事柄である。
 問題を起こす殆どの場合、『こうなったら、こうしよう』と考えているケースが少なくない。『こうなったら』が準備だと思い込んでいるのだ。既に考え方のロジックが後ろを向いてしまっている。
 『こうなったら、こうしよう』ではなく、『こうする為には何をしなければならないか』が正しい。前者の考え方をしている以上物事は前に進まない。自らは準備をしているのだと思っていても相対的に見れば、問題を先送りにしている事に他ならない。
 問題は『こうなったら』を『何をしなければならないか』に変換した時、それは大きなマンパワーを必要とし、かつ辛い作業になることが多い。
 マネージャーは問題解決に全力を尽くして欲しい。問題を先送りすればその場は繕えるかもしれないが、後にさらに大きな問題を抱える事となる。マネージメントに大きく期待したい。
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