長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

逆転の発想

 皆さんは、ユニクロヒートテックをご存じだろうし、愛用されている方も少なくないだろう。かく言う私も、ユニクロヒートテックの愛用者で、寒い冬には無くてはならないアイテムのひとつになった。
 したがって、ヒートテックは寒冷地で売れるものだと思い込んでいたが、今日、ネットニュースを見ていると、常夏の東南アジアで、それが大人気なのだそうだ。なぜ、暖かい東南アジアでヒートテックなのだろう。
 実は日本でも良く見かける光景だが、夏にエアコンの温度を低く設定しすぎてオフィスの中の温度が低くなり、女性が冷え症の対策に着ているようなのだ。
 常夏の東南アジアでヒートテックを売り出すユニクロのレスポンスの良さには脱帽だが、この事例は先入観で物事を見てはならない事を教えてくれる。
 かなり前になるが、アフリカに靴を売りに行ったセールスマンの話があった。
 セールスマンAは『アフリカでは靴は売れません。何故なら、誰も靴を履いていません』と言い、セールスマンBは『アフリカでは靴は飛ぶように売れるでしょう。何故なら、誰も靴を履いていません』と答えた。
 売れる理由も、売れない理由も全く同じである。ようは、物事の捉え方が成功を導く、差になることをこの物語は語っているのである。
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