Ｇ２０の麻生財務大臣に思う

　モスクワで行われた、Ｇ２０財務相、中央銀行総裁会議が閉幕した。今回のＧ２０ではアベノミクスに注目が集まり、日本の金融緩和が通貨の下落などを通じて他国経済に影響を与えかねないと、一部の国から批判も出ていた。
　しかし、デフレ不況への対策が成功し、日本経済が再び活力を取り戻すことができれば、世界経済にいい影響が与えられることは間違いないだろう。
　これまでの円高が１０円ほど円安に振れたのは、円が高すぎたのが正常に戻りつつあるのであって、大騒ぎをするほどの話ではない、と言い切った麻生財務相の堂々たる姿勢といい、今回Ｇ２０に出発する際の、ファッションにも私は痺れたひとりだ。
　世界を相手にする場合、その人物が持ったオーラやそのファッションまで気を配ることは大切な事だと思う。前、財務大臣の事はここでは言うまいが、子どもの使いのようでは世界には相手にされない。
　麻生財務大臣には国益を最優先し、今後の交渉ごとに当たって頂けるよう期待したい。

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