初志貫徹

　今日はお世話になった金沢市消防団森山分団の元分団長谷村憲治氏の褒章祝賀会にご招待頂いた。
　谷村元分団長は昭和３５年５月に森山分団に入団され、平成１９年３月に定年を迎え退団するまで、４７年間の長きに渡り、消防団活動をなされて来た。
　今回、その活動と経歴が認められ、瑞宝単光賞を拝受された。来賓の祝辞の中で森山分団の川上前分団長は谷村元分団長を一言でいえば『初志貫徹』の人だと仰られた。
　確かに、谷村氏は加賀鳶子供梯子登りの創始者でもある。当時、様々な意見があった中、それを貫き通し、子供梯子登りを実現させた。
　男の世界だった金沢市消防団に女性消防団員の必要性を説かれ、その実現にも寄与した。
　また、加賀鳶梯子登りは登り手も大切だが、支え手がもっと大切だと仰り、支え手の育成に尽力された。ともかく、思ったことは必ずやり遂げる努力の人である。今年、７１歳になるがまだまだお元気である。今は町会連合会の連合町会長も務めていらっしゃる。
　今後益々のご活躍を祈念申し上げたい。

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