問題が発生したらその場で解決を

　問題が発生したら関係者を招集し、その場で問題の解決を図って欲しい。先ずは、現状認識を正確に行うことからだ。以前に記した通り、最初のつかみを誤ると後の対策が的を得たものにならない。
　この部分が最も大切な事だ。原因の究明に時間がかかるものも含め即刻、関係者を招集し、立ちミーティングで構わないので短時間のうちに話し合いを持つことだ。これは、問題の重要性や問題の認識を関係者全員が持つことがひとつの目的だ。時間がない、忙しいは理由にならない。
　全ての仕事は全てに繋がりお互いに関係性を持っている。だからこそ、関係者全員が瞬時に集まり問題を共有して欲しいのだ。責任感と問題意識を持ち、スピードを上げて解決に臨もう。
　トラブルの解決にのんびり構え、時間をかけているようでは全く問題にならない。信頼を築くのは時間がかかるが、失うのは一瞬である。私たちがこれまで培った高度なものづくりは技術だけではなく、思いやりに支えられている事をもう一度確認して欲しい。

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