こだわりは上流でつくり込む
私たちが製造する消防車両は様々な事にこだわりを持ってきた。ある意味で創業者から連綿とものづくりの思想をトップが受け継いできたからだ。
数年まではトップ営業を行い、消防車両をこだわり抜いてつくり上げて来た。はたして、現在私たちのものづくりの思想はブレる事無く連綿と受け継がれているだろうか。
三現主義(現場、現物、現実)から目をそらすと、私たちの想いとは別のモノになってしまう。今一度ものづくりの理念の継承を確認しなくてはならない。一つひとつのパーツのディテールにも意味があるのだ。
意味無く、デザインを行っていないか、徹底的に見直しをかけようと思う。
ものづくりの視点に必要なのは問題意識だ。当然、現場でも問題意識を持ったものづくりを進めなくてはならないが、基本的にはこだわりは上流でつくり込む事だ。
現場でどの様に使われるのか。その為にはどの様にデザインすべきなのか。私たちのものづくりを取り戻す絶好の機会だ。
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