長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

3.11


 2011年3月11日、午後2時46分に発生した東日本大震災から今日で2年が経過する。私はその日のその時間、名古屋高速を降りた所にいた。ラジオから流れる緊急地震速報と、その直後車に乗っていても分かる程の大きな揺れが襲ってきた。
 その直後、四方のビルから人が飛び出してきたのが今でも目に焼き付いている。名古屋のホテルで見た映像に、これはただ事ではないと思い。金沢に引き返した。次々に津波にのまれる映像はまるで映画を見ている様だった。
 丁度、その時、県のPTAの会長職を引き受けており、東海北陸ブロック協議会の会長達と被災地に赴いたのは4月6日だった。被災地は想像を絶する状況で、私たちは先ずは子供たちを中心に据え、私たちにしかできない事を考えた。
 そして、多くに人たちの協力で被災地の子供たちのホームステイ事業を計画し実行したのだ。様々な困難があったが、それが現在のボランティアセンターの事業に繋がっている。
 今日は会社の玄関先に半旗を掲げた。犠牲になられた15881人といまだ行方が分からない2668人の方々のご冥福をお祈りした。
 私たちは防災業を営む者として、私たちの使命や仕事に対する意義を確認しながら進まねばならないと思う。その下にあって初めて誇りを持って仕事が出来るのだ。
 目先に惑わされず、使命を持って目的を達成することが社会に役に立ち、人を幸せにする事に繋がるのだと信じたい。
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