育てる事は、育つ事
親は子供を育てる事を習って親になるのではない。子供から学ぶのである。だから、子供を育てるというが、実は自らが育っているのだと殆どの親がある時気づく。
また、子育てのお手本は自分がどの様に育てられてきたかがベースだ。自然とそうしている事にも気づく。そう考えると、育て方や考え方は世襲するといっても良いのかもしれない。自分のやってきた事は間違いなく自分で刈り取らなければならない。作用と反作用とはその様なものだ。
企業の中では人を育てる風土のある企業は自然と人が育つ。人を育てる仕組みもあるのだろうが、企業風土、文化がそうさせるのだ。そして、マネージャーは人を育て、次に企業を担う人材を育てる事が、自分の責務である事を知っている。その様なマネージャーは間違いなく仕事が出来る。それは、人を育てる事で自らが育つからだ。
育てる事は自らが育つことだ。人を育てる事で自らが成長する。親が子から子育てを学ぶように、マネージャーは部下から人を育てる事を学ぶのである。
反作用という結果は作用という原因がつくり出す。これが原因自分論だと思うのである。
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