長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

『受け継ぐ』から『伝える』へ・・・

 毎年、この時期は脳みそがねじれるくらい考える。次年度の経営方針を策定し、私たちが進むべき道を指し示すのである。その為には、現状認識が不可欠だ。最初のつかみを間違えると正しい方向に進めなくなる。
 ただ、出来る事をやるのも正しい道だが、もっと大切なのはやるべき事をやる事なのだ。現状を認識する事と、現状認識を基に出来る事だけやるのは次元の違う話だ。やるべき事をやらねばならない。
 私たちは平成26年に創業80周年を迎える事になる。平成25年度は創業80周年に向けて集約を行う年と位置付けたい。私たちの企業はなぜ誕生したのか、企業理念は、ものづくりの哲学は、長野イズムとは、そして私たちが歩んできた歴史は・・・・それを踏まえこれからどの様に歩んでいくのか。
 連綿と『受け継いで』きたものを『伝える』仕組みを構築する必要がある。現在の私たちはそこが弱点だ。仕組みが無いから大切な事が抜け落ちる。大切にしてきたものが形骸化してしまう。
 形骸化したもの、正しくないものはこの時期にあぶり出し棄ててしまわねばならない。
 安部総理大臣が日本を取り戻すと言った。まさしく私たちは長野イズムを取り戻すのだ。
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