長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ともかく一生懸命に・・・

 一生懸命の語源は一所懸命だそうだ。一所懸命とは武士が先祖からの領土(所領)を命懸けで守る事を意味した。それが、一生を掛けて守ると誤解釈され、一生懸命となったようだ。
 しかし、命懸けでという意味合いからすればどちらも間違いではないと思う。小さい頃から何事も一生懸命努力しなさい、と言われたのは私だけではないだろう。
 一生懸命努力した結果を先人は知っているからそう言ったのに違いない。努力をしないで結果だけを手に入れようとするのは間違いだ。仮にそれが出来たとしても、一瞬の時間軸においてそうなっているだけだ。
 結果は人生という長い様で短い時の流れの終焉に総括される。自分の今までを振り返ってみても、今を大きく左右するタイミングがあった。
 その機会を与えてくれるのは人だ。私が所属していた青年会議所で、大きな機会を与えてくださったのも当時の理事長だった。それは花形の委員会といわれ、古参のメンバーが委員長の役回りを引き受けるのが常識だったが、入会の年数が極端に短い私にそれを任せてくださった。
 後に、何故なのかを聞いたことがある。一生懸命頑張れる人間が相応しいから、と言われた事を思い出す。一生懸命努力していると必ず人は見ていてくれるものだ。
 そこに大きなチャンスがある。いくら能力があっても、任せてみようと思われる人間でなくては機会は巡っては来ない。ともかく一生懸命に・・・
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