長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

これで良いは油断のはじまり

 図らずも会社を率いることになり11年目になろうとしている。就任当初に比べると社員数も売り上げも約二倍になった。
 様々な問題に直面しながら社員の皆さんの協力で何とか乗り切ってきた。不変であり普遍である企業理念とものづくりの理念を継承してきたつもりだ。
 お客様からも、ご評価を頂きある意味これで良いと思っていた。しかし、これが油断の始まりだ。プロセスを見ず、結果だけを見ていると潜在的な問題に気づかない。昨日も記したがそこに大きな落とし穴がある。
 また、出来ていて当然という、企業の基本業務プロセスにも危険が潜んでいる事も少なくない。
 そう、当然でしょう、という事が当然でなくなっている事があるのだ。これは企業活動の基本である税務、財務においてもそうだ。
 特に私たちの様な中小零細企業は会計的思考が弱い場合が多く、悪気はないのだが正しい事を正しく出来ていないのである。
 新年度からは問題点を解決する為に業務フローを含めシステムの全面改修を行う。これはものづくりを支える、基本的な仕組みだ。
 『現状を否定し、よりすぐれた製品とサービスを提供する』経営方針は私たちの進む道を示してくれる。
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