長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

人を育てる事が企業の継続を保証する

 新入社員を迎えて二週間が過ぎた。新入社員の時期は仕事観を醸成するのに大切な時期だ。この時期に仕事のイロハや厳しさを学ぶ事が彼らの人生において、仕事の位置づけを決定すると言っても過言ではない。
 私たちにはその責任があるのだ。これまで連綿と『継承』されてきた事を『伝承』する事が私たちの責任である。『継承』から『伝承』へ・・・
 伝承する為にはその仕組みが必要である。伝える、教えるという企業文化が現在の私たちには弱い。これまで、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)と称して現場作業を計画性もなくただ行ってきたに過ぎない。
 新入社員が研修を終えた時どの様な姿になっていなければならないか、そして何を持って成果とするのかを明確に示さなくてはならない。それを新入社員に対しても、指導するメンバーに対しても、そして組織全体でも共有しておく必要がある。
 人を育てる事は大変な事だ。もし、作用反作用の法則が人を育てる事にも適用されるとすれば、新入社員に対して掛けた力に等しい結果が私たちに帰ってくるものである。
 そして、人の成長が企業の継続を保証するのである。
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