長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

やりたいからではなく、何故やるのか

 事業を組み立てる際に、これは面白いからやりましょう、という意見を耳にする事が少なくない。
 事業は面白いからやるのではなく、何故やるのか、何を解決する為にやるのか、が大切なのである。
 社会の役に立つか、お客さまのお困りの事が解決できるかが大切だ。企業利益はお客様の役に立った数の総和であり、お客様にご迷惑をお掛けすれば必然的に利益は減少する。
 強引に仕事を進め、利益を得ることも可能だがそれは一時的なものだ。決して継続的に企業が発展する事はない。正しい事を正しく行わなければそのつけは必ず支払う事になる。
 これは宇宙の摂理だと感じる事が少なくない。現在起きている事は全て、原因があり結果がある。そう、因果の法則だ。
 したがって、良い種をまけば良い果実を得られるが、まいた種が悪ければ、それに比した結果しか得る事は出来ない。すなわち、事業の目的を明確にする事でそのプロセスに問題が発生しても、ブレる事はないが手法から入った事業は問題に突き当たる度にブレて最後は何を目指していたのか分からなくなる。
 どうやるのか、の先に、何故やるのかを議論し煮詰めて欲しいのである。
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