長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

既成概念を捨てる

 私たちは来年で創業80年を迎える事になる。長い歴史を重ねると、ものづくりは、こうあるべきだというかたちが出来上がってくるものだ。
 しかし、それがひとつの理屈の中でかたちづくられるのなら良いが、意味無く、これまでこうしていたから、というものも見え隠れする。
 多分、こうやってつくろう、と決めた時点ではそれなりの意味があったに違いない。しかし、かたちや手法だけが継承され、それが持つ意味が置き去りにされると、何故そうなっているか、が分かなくなってしまう。
 したがって、現在の視点から見ると誠におかしい事でも、何の疑問を持つことなくものづくりを進めてしまう。そこに非効率があることすら気づかない。
 現状を否定する事は勇気のいる事だが、そのプロセスを踏まなければ気づきも成長もあり得ない。これまでの歴史の中で培われた既成概念を捨てることが改善に繋がるのである。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ
↑ポチっと押して頂ければ幸いです