見えないものを見る目
ISO9001マネージメントシステムでは一年に一度、又は半年に一度、品質マネージメントシステムが継続して実行されているか否かを検証するサーベランス(定期審査)が行われる事になっている。
今日から弊社でサーベランスが始まった。もうすでに幾度もサーベランスを受け、マネージメントシステムの点検がなされているが、その度に進歩していない事に気づく。
特に、品質マネージメントシステムの目的はお客様にご満足いただける品質の高い製品をお届けする為のシステムである。
クレームはゼロにする事は理想だが、実際それをゼロにする事は難しい。しかし、同じ間違いを繰り返す事は、学びが無い事に等しいのだ。
ものをつくる以上クレームが発生する事は、ある程度含んでおく必要がある。大切な事は、問題点が発生したら問題の本質を特定し、それをフィードバックする事で、改善のルーチンにのせる事なのである。
それがなされて初めてクレームの発生が減少するのだ。
サーベランスを実行する事で、見えなかったものがあからさまに見えてくる。事実を受け止め、即座に対応して欲しい。
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