縁に出会って縁に気づかず
小才は縁に出会って縁に気づかず
中才は縁に気づいて縁を活かさず
大才は袖摺り会う縁をも活かす
これは柳生家の家訓である。多くを語る必要はあるまい。この通りである。
ひるがえれば、私たちは一人で育ったのではない。
最初に出会う縁は、親との縁だ。そして、様々な人と出会い、自らの人生を左右した人との出会いは数多くあったと思う。いや、左右するはずだった人(縁)はもっと沢山いたのかもしれない。
自分が縁を活かしきれた人生が今なのかもしれない。そう思えば、全ては自分にふさわしい人生を歩んでいるとは思わないだろうか。
これからも、多くの人との出会いがある事は間違いのない事実だ。人との出会いが機会であり、それに気づき、活かす事が出来るか否かが、大才は袖摺り会う縁をも活かすという事なのだ。
袖摺り会うも多生の縁・・・・
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