長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

受け手は自分の都合で考える

 コミュニケーションの難しさは、『自らが何を話したかではなく、相手がどう受け取ったか』で決まってしまう事にある。
 自分はそんなつもりで言ったのでなくとも、相手はその部分だけを摘まんでしまう。そして、妙にその部分だけにフォーカスし、話しの筋がすり替わってしまう経験は少なくないものだ。
 話には必ず前後があるが、自分の関心ごとや自分の都合で解釈してしまうのが人間なのである。特に、マスコミの報道は注意なければならない事は以前からお話ししている通りだ。
 メディアの特性上、全体を報道する事は難しく、ある部分だけを切り取り報道する事から、誤解を招いてしまう事は少なくないのだ。そこから民意が誘導されてしまう事も私たちは知っておかなくてはならない。
 会社内でも、コミュニケーションをとる際は部分的に説明せず、時間が掛かっても全体像から丁寧に説明する必要がある。その方が後に、誤解からムダな時間を取られる事が少なくなるからだ。
 コミュニケーションはただ取れば良いのではなく、どの様に伝えるかが大切なのである。反省・・・
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