長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

トップが妥協すれば全てが終わりだ

 仕事に追われている時こそ、正しく判断する事が必要だ。まあ、追われること自体が問題なのであるが・・・
 何れにせよ、工程の期限が迫り、綱渡りの様な状態の時に問題が発生した場合、何を価値判断基準にすべきなのだろう。
 先ずは、お客様の視点で思考する事だ。つくり手の都合で、間に合わないからこれで良いだろう、という妥協は後に問題をおこす事になる。
 今回、10月2日の東京国際防災展の為のプロトタイプ車両を製造中だが、変なところで妥協してしまった。トップとして大いに反省すべきである。出来上がった、プロトタイプ車両に納得できるか、否かの問題もそうだが、社員に対して時間がなければ、妥協しても良いのだ、というメッセージを発信してしまった事に等しいのである。
 これは、今後のものづくりに大きく影響してしまう。物理的に不可能でない限り、トップは妥協してはならない。何としても、出来る方法を考え、やり切らねばならないのだ。
 それが、ナガノイズムを未来に向けて連綿と受け継ぐ事に繋がるのである。自分の心の弱さに反省・・・
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ
↑ポチっと押して頂ければ幸いです